Webマーケティングを勉強している方なら一度は目にしたことがある”SEO”
一体、”SEO”とは何??
今回は、SEOについて共有していこうと思います!

SEOとは?
SEOとは、Search Engine Optimization(サーチ エンジン オプティマイゼーション)の頭文字を取ったもので、日本語で「検索エンジン最適化」という意味です。
ここで、検索エンジンとはなんだ?と疑問に思う人もいると思います。まずは、「検索エンジン」について見てみましょう!
【検索エンジン】
「検索エンジン」とは、インターネット上の情報を検索するシステムのことで、検索しているユーザーにとって最も適したサイトを表示するためのシステムです。
検索エンジンの仕組みは、クローラーと呼ばれるロボット(システム)がインターネット上にあるWebページの情報を収集します。その膨大な情報を格納・解析する箱(インデックス)があり、ロボットは収集した情報を箱に持って帰ってきます。そして、ユーザーが検索エンジンで検索をすると、その箱に格納された情報の中から検索されたキーワードと関連性が高いサイトを順に表示する仕組みとなっています。検索エンジンは、200以上の調査項目を総合的に判断し、検索結果の順位を決定していると言われています。
つまり、検索エンジンとはユーザーが欲しい情報をきちんと把握し、膨大な情報の中から確実な情報をユーザーに提供するシステムのことです。
検索エンジンとは何かわかったところで、本題に戻りましょう。
SEOとは一体なに?
SEOとは、検索エンジンを通して自社の顧客になってくれそうな人が来てくれるように、Webサイトやコンテンツを調整する手法の1つです。
ユーザーが求める情報をわかりやすく整理して提供をすれば、ユーザーの検索利便性が向上します。そして、ユーザーにとって有益なWebページは結果的にGoogleからも高く評価されるので、ユーザーに良質なコンテンツや体験を提供し、結果的にGoogleからの評価も得るための施策とも言えるでしょう。
SEOの目的
SEOについては分かりましたが、SEOを使う目的とは一体なんでしょう?
SEOの目的は、Googleなどの検索エンジンでキーワードが表示された際、自サイトが上位に表示されるようにすることです。
同じ内容のサイトを書いている人が多い場合、自分のサイトを見てもらえる機会は少なくなります。多くの検索結果が出てくる中で、一番上に出てくるサイトは、ユーザーが一番目にしやすいサイトと言っても過言ではありません。
ただ、これだけが目的ではありません…
検索エンジン対策として上位に表示させることは、Web集客のための1つの入り口に過ぎず、最終目標となるコンバージョン(CV)の達成に繋がることで初めてSEOが成功していると言えます。
ん?コンバージョン?CV?
ちょっと寄り道をしてコンバージョンとは何か見てみましょう!
【コンバージョン】
コンバージョンとは、直訳では「変換」「転換」「交換」といった意味ですが、インターネットマーケティング分野の場合は、「Webサイトで獲得できる成果」を示します。
サイトによって成果が異なるので、何をコンバージョンとするのかは様々ですが、コンバージョンに当たる例が以下のようなものになります。
- 商品購入(ECサイト)
- 会員登録(情報提供サイト、コミュニティサイト)
- 問い合わせ(企業サイト、商品情報サイト)
以上のような成果を得ることが企業にとっての目標だと思います。この成果に繋げることがSEOの最終的な目的だと考えられます。
さあ、SEOの話に戻りましょう!
SEOのメリット
SEOについて見てきましたが、一体SEOにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
購買意欲の高いユーザーを集客できる
インターネットが普及した現代の消費者による購買行動を説明するモデルとして「AISAS」というものがあります。

上記の表を見たらわかるように、Action(購買)を起こす前にSearch(検索)を行っています。
多くの消費者は、購買行動を起こす前に検索行動を経ています。その検索結果でユーザーを集客するということは、購買意欲の高いユーザーを集客している事になります。
コストが抑えられる
リスティング(検索結果のページの上部や下部に表示される専用の広告枠に掲載するネット広告)などのインターネット広告とは異なり、出稿費や媒体費はかかりません。
SEO対策を行うノウハウがない企業の場合、専門の業者にSEO対策を委託することはありますが、広告費をかけずに集客のチャンスを広げることができます。
中長期的に安定した集客が見込める
SEOで成果が出ると、競合相手が自社よりも良いコンテンツを作るまでか、何らかの評価基準の変更があるまでは大きな順位の変化が起きません。そのため、ユーザーのニーズに変化がなければ、その間は安定した集客が見込めます。
また、SEO対策で上位表示をすると、1つのキーワードだけではなく、様々な複合キーワードも上位表示されます。よって、あるキーワードで順位が下がったとしても、全てのキーワードで順位が下がらなければ全ての集客がなくなることはありません。
高いブランディング効果
あなたは、上位に表示されているサイトに対してどんな印象を持ちますか?
悪い印象を持つ人は少ないと思います。
洋服ブランド A社が運営しているサイトは、SEO対策をし、上位表示されているとします。そのサイトは多くの人が良い印象を持ち、サイトに対して信頼を寄せます。それによって、ブランディング効果が発生し、その洋服ブランドについて言及される可能性が高くなります。
さらに、Googleは、良いページには様々なリンクを貼るという考えのもと設計されています。なので、良いページはリンクを獲得し、確固たる順位を確立することが出来るという良いスパイラルが生まれます。
SEOのデメリット
多くのメリットを持ちSEOにもデメリットはあります。
即効性に欠ける
SEO的な修正をする時間・コンテンツを制作する時間がかかります。さらに、上位に表示されるには人やGoogleからの評価が必要になるため、その時間もかかってしまいます。
なので、キャンペーンなど一過性の時期のみに必要なマーケティング施策としては全く向いていません。
キーワードによっては上位表示の難易度が非常に高い
- 口コミが期待できないもの(美容整形、浮気調査、債務整理など)
- 高単価の商品(不動産、自動車、住宅リフォームなど)
- リピート率が高いもの(健康食品、消費者金融、各種保険など)
- 従来なら情報誌で集客していたもの(転職・旅行・賃貸・中古車情報など)
- 従来なら電話帳で集客していたもの(引越し、フラワーギフト、水道トラブルなど)
- コンプレックス商品(ダイエット商品・食品、カツラ・育毛剤など)
SEOでの集客が成功した場合に得られる利益が大きい反面、これらの業種業態やそれらの主要キーワードにおいて難易度は非常に高くなります。
検索エンジン側のアップデートやアルゴリズム変更により順位が左右される
Google検索エンジンのアルゴリズム(計算や問題を解決するための手順や方式)は、年間を通して不定期に大きなアップデートを繰り返します。昨日まで問題がなかった施策でも、突然のアルゴリズムの変動によりサイトの評価が下がってしまい、検索順位に影響を及ぼす可能性も稀にあります。
日本における検索エンジンのシェアは

Googleが7割以上占めています。
なので、日頃からGoogle検索エンジンの動向を注視して、最新のSEO対策への対応が出来るように情報収集をしていく必要があります。
SEO対策で最も重要なこと
SEO対策をしていく中で、「良質なコンテンツを作成し、ユーザーに対して価値のある情報を提供し、検索エンジンに正しく内容を伝える」ということが必要です。
つまり、SEO対策で最も重要なことは”読者ファースト”でいることです。
この精神でSEO対策をしていけば、Googleにも認められ、必然的にあなたのサイトは上位表示されることでしょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。今回は、Webマーケティングでよく見かける「SEO」について共有させてただきました。また次回もお楽しみにしていてください!
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