色の三属性を覚えて色彩補正に活かそう!

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 動画編集、画像編集を行う際、色彩補正を行うと思います。

 今回は、色彩補正をする際に知っておくと役に立つ「色の三属性」について共有したいと思います!

 「色の三属性」を知ると、色の組み合わせが行いやすくなります。色を学ぶ上で最も基本的な部分になるので是非チェックしてください!

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色の三属性

 色の三属性とは、色の持つ三つの性質である「色相」「明度」「彩度」のことを示します。人の眼は、物体が吸収・反射する光や、物体を透過する光を色として知覚しますが、その見え方には「色相」「明度」「彩度」の違いがあります。この三つの属性は、それぞれ関連しあっているため、一つの属性を扱うだけでは特定の色を言い表すことはできません。

 まずは、色相から見ていきましょう!

色相

 色相とは、色を特徴づける色みのことを言います。人に人相があるように、色にも色相があります。普段私たちが、赤・黄・青・緑などと呼んでいるのは、色相を指します。色相は、イメージの違いを最も表現することが出来る属性です。

色相環

 色相環とは、色相を円環状に配置したもので、色を体系化するときに用いる方法の一つです。

 色は、光の波長の違いによって、赤・橙・黄・緑・青・紫というように連続的に変化して知覚されます。色相環は、これを連続的に配置し、円環状にしたものです。

引用元:http://zokeifile.musabi.ac.jp/色相環/

 色相環の180度反対にある色のことを補色と呼びます。

 補色同士を並べて配置すると、お互いに引き立てあって鮮やかに見えます。しかし、使い所を間違えるとかえって眩しくなり、見えにくくなってしまいます。

 色相環を意識して配色を組み合わせることで、見せたい所を目立たせたり、強調したりすることができます。

明度

 明度とは、色の明るさの度合いのことを言います。明るくなればなるほど「高明度」、暗くなればなるほど「低明度」と表現します。

 例えば、黄色系統は明度が高い傾向に、青色系統は明度が低い傾向にあります。

引用元:https://www.shikisai101.com/color/basic/detail/id=14

 明度が高い色ほど明るい色になり、白色に近づきます。つまり、白色が混ぜ合わさって、白色に近づくほど明度は高くなります。

 反対に、明度が低い色ほど暗い色になり、黒色に近づきます。黒色が混ぜ合わさって、黒色に近づくほど明度は低くなります。

 このように、明度を変えることで色の印象を変えることができます。

膨張色と収縮色

 膨張色は明度が高い色を指し、収縮色は明度が低い色を指します。明度が高くなる(白色に近くなる)ほど、他の色と同じ面積でも高明度の色の方が面積が大きく見えます。それに対して、明度が低くなる(黒色に近くなる)と、他の色と同じ面積でも低明度の色の方が面積が小さく見えます。

引用元:https://digitalidentity.co.jp/blog/creative/about-hue-brightness-chroma.html

 両方とも同じ面積ですが、正方形の大きさを比べると、高明度の白色(膨張色)を配置した左の図の方が、若干大きく見えませんか?

 これが膨張色と収縮色の特性になります。

輝度

 輝度とは、明度と同じ意味で、映像業界でよく使われます。しかし、明度とは明るさの度合いを示す対象が異なります。

 明度はその色の明るさの度合いを示すのに対して、輝度はィスプレイなどの画面の明るさの度合いや光源の眩しさを示します。

 つまり、輝度は色そのものに関係があるのではなく、あくまで画面の見え方に関係があるものです。

 輝度がもたらす視聴への影響として考えられるのは、輝度が高いと眩しいため目が疲れてしまいます。なので、視聴をやめてしまう可能性が高くなってしまいます。

 映像信号の中で一番輝度が高い色は、明度と同じように白色です。つまり、白色が動画の中で一番主張する色であるということになります。その主張の強い白色に対して、より繊細に扱わなければいけません。

 例えば、動画のテロップを白文字にするのか、白ベースに黒文字にするのかでも白色の面積は大きく変わります。

 上記の画像のように、白文字は、文字の主張として白色の輝度が活きています。一方で、白ベースに黒文字は、背景である白色が主張してしまっています。

 なので、白の割合や明度を抑える必要があります。白色の印象を少し抑えるために黒や彩度を入れてみると良いでしょう!

 ここで「彩度」という言葉が出てきたので、彩度について見ていきましょう!

彩度

 彩度とは、色みの強さや、鮮やかさの度合いのことを言います。色みがはっきりしている色は彩度が高く(高彩度)、くすんだ色は彩度が低くなります(低彩度)。同じ色相や明度であっても、彩度が高かったらよりはっきりと見えます。なので、彩度が高い色は力強い印象を与えることができます。

 色の中には、彩度と色相を持たない色があります。それは、「白色」「黒色」「灰色」です。これらの色のことを「無彩色」と呼び、無彩度以外の色のことを「有彩色」と呼びます。

 有彩色の中でも最も彩度が高い太陽光のスペクトル(光をプリズムなど分光器を通した時できる虹のような色の帯)の色は、「純色」と呼びます。純色は、純度によってその度合いを表します。また、この純色に灰色を混ぜた色のことを「中間色」と呼びます。

 彩度が低いというのは、白色や黒色、灰色に近いということなので、彩度が低くて明るければ白に近く、彩度が低くて暗ければ黒に近くなります。

http://zokeifile.musabi.ac.jp/彩度/

興奮色と鎮静色

 興奮色とは赤みのある色相で、彩度が高い色のことです。鮮やかな赤系統の色のことを指します。反対に、鎮静色とは青みのある色相で、彩度が低い色のことです。落ち着いた暗めの青系統の色のことを指します。

 興奮色は、心拍数を上げ気分を高揚させる効果を持つのが特徴です。一方で、心拍数を下げて心を落ち着かせる効果を持つのが特徴です。リラックス効果を得たい場合や、集中力を増したい場合には鎮静色がおすすめです。

色に統一感を出すには

 色に統一感を出すには、使用する色の彩度をある程度揃えることが必要です。強調したいところは、埋もれてしまわないように他の色と「彩度」か「明度」を変えることで目立たせることができます。例えば、目立たせたいところは彩度を上げ、それ以外で彩度を下げることでインパクトを与えやすくなります。

 また、彩度が似ている色同士はまとまりとして感じさせることができます。

最後に

 今回は、「色の三属性」について見ていきました。

 「色相」「明度」「彩度」これら三つの属性を知ることで、色の特性を知ることができます。色の特性を知るということは、色の長所・短所を知ることができます。

  • 「白色は高明度で主張しやすいから彩度を入れよう。」
  • 「このシーンでは力強い印象を与えたいから彩度の高い色を使おう。」
  • 「この写真ではここにインパクト与えたいから他の場所は彩度を下げよう。」

 といったように、色調補正を行う際にきっと皆さんの役に立つと思います!

 最後までお読みいただきましてありがとうございました。また次回もお楽しみにしていてください!

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