
「藤井風」
このアーティスト名を見たり聞いたりしたことがあると思います。
僕も大好きなアーティストの一人です。
今回は、「藤井風」の魅力に迫っていきたいと思います!
本記事では、以下の方向けにご紹介していきます。
- 音楽好きな人
- 藤井風が好きな人
藤井風のルーツ
岡山県の里庄町出身で、3歳から父にピアノやサックス、英語を教えてもらい、小学校の終わりに父から「これからはYouTubeの時代」と言われたそうです。その言葉の影響からか、実家の喫茶店で撮影したピアノカバー動画をYouTubeにアップしたことが、のちに音楽の世界へ飛び込むきっかけとなりました。
幼少期よりジャズやクラシックだけでなく、ポップスや歌謡曲、演歌など、様々な音楽を聴いて育ったので、国内外を問わず活動するミュージシャンになるという想いが芽生えたそうです。

YouTubeが基盤
12歳の時から様々なジャンルの楽曲をピアノでカバーをし、YouTubeの個人チャンネルで投稿していました。そして、デビュー後もMVやライブ映像、ライブストリーミングなどをYouTubeで配信しています。
一方で、音楽番組や音楽雑誌などの既存媒体への露出は少ないです。
コロナ渦に1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」が発売されましたが、それに合わせて6月に予定されていたツアーの中止になってしまいました。
しかし、藤井風の主戦場であるYouTubeを利用し、ピアノ弾き語りライブを配信しました。ライブが中止になってしまい、落胆していたファンの心を一瞬でカバーしました。
元々YouTubeを基盤として活動していた藤井風だからこそ、コロナ渦に陥ってしまった状況下でも、音楽を視覚だけではなく、聴覚にも届けることができ、人気を集めている一つの要因なのではないでしょうか。
さらに、多くの人に親近感を与えていると思います。
部屋着で地べたに座りながらピアノを弾いて歌を歌っている姿をライブ配信するなんてアーティストを今まで正直見たことありません笑
ありのままの姿を見せ、ファンに近くに感じてもらえるように活動しているBTSのような感じもします。このように、YouTubeを通してステージ上では見られない姿を出してくれることも藤井風の魅力だと思います。

宇多田ヒカル以来の逸材
ファンだけでなく、有名アーティストや音楽プロデューサーからも高く評価されています。
川谷絵音や松尾潔は「宇多田ヒカル以来の逸材」と絶賛しています。
歌唱力
藤井風は、自然体にも関わらず音域が広いです。
ピアノの弾き語り動画やカバーアルバムでは、オリジナル曲の歌手の性別、言語、曲のジャンルを問わず、なんでも歌いこなします。
さらに、歌唱力のみならず、ダンスをしながら歌ったりと、パフォーマーとしての一面も垣間見えます。
絶対音感
聞いた音の高さを正確に認識できる絶対音感があり、カバーをするときは楽譜を使わずに耳コピすることができます。
その上、ほぼ独学でピアノの勉強をし、様々なジャンルの楽曲を弾くことができます。
言葉を音として扱う
藤井風の言語感覚はかなり特異です。
シングルタイトルの「何なんw」に、ふざけたようなネットスラング「w」を入れていても、歌詞の中にそのフレーズを置くと、なくてはならないパーツになってしまうように感じます。
「何なんw」という一言のなかで繰り返される「ん」の撥音(はつおん)がつくりだす表伯を強調したグルーヴは、ややスローにハネる楽曲のリズムを心地よく強調する。さらに、〈何で何も聞いてくれんかったん〉というように、郷里の言葉である岡山弁を活かして「ん」を畳み掛けることで、アタックを強調するのではなく、むしろ音と音のあいだに弾力をもたせて独特の力強いリズムを生み出しているのがおもしろい。
引用元:https://realsound.jp/2020/12/post-665871.html
「w」のような面白いアクセントだけではなく、方言を味方に付けた歌い方や歌詞に、目新しさを感じさせるのも魅力の一つではないでしょうか。
「もうええわ」では、同じフレーズが発音やメロディ、コードの違いによって様々なニュアンスを生んで楽曲に複雑な影を与えています。
16ビートを基調とする譜割りの中でぽっかりとあらわれる8分音符の〈もうええわ〉が輪郭を少しずつ変えながら繰り返され、ひとつの言葉に多様な感情が注ぎ込まれていく。そうした〈もうええわ〉のそれ自体豊かなトーンに、語りのようにリズミカルで、しかし抑制された〈言われる前に先に言わして〉といった節回しの部分が背景を肉付けし、ストーリーへの想像をかきたてる。
引用元:https://realsound.jp/2020/12/post-665871.html
さらに、「死ぬのがいいわ」では、〈飲ませていただきMonday〉と〈if it’s Sunday〉、〈愛をくれるのは だれ〉と〈it’s my darling〉というように、日英バイリンガルな歌詞の中に込められた音の類似関係が印象的です。
また、「へでもねーよ」では、怒りをあらわにする〈おどれ〉とダンスの〈踊れ〉の同音異義語を使ったAメロも特徴的です。
この言葉選びによって、楽曲を聴いた時や歌った時の響きやリズム感に魅了され、多くの人が藤井風の虜になっている理由ではないでしょうか。
まとめ
今回は、藤井風の魅力について迫っていきました。
幼少期の頃からお父さんから音楽や英語を教わっていたことが、今の藤井風を作っていた事が分かったり、藤井風の音楽性についても分かりました。
さらに、YOASOBIのように時代に合わせて音楽の発信を行っていました。SNSを通すことで、よりファンとの距離が縮まり、楽曲だけではなく、人間性からもファンになる人も少なくはないでしょう。
また、藤井風を分析するにつれ、こんなに言葉や音楽を楽しんで制作をしている事がわかり、ますます今後出てくる楽曲が楽しみになりました!
最新シングルの「燃えよ」もチェックしてみてください!
最後までお読みいただきましてありがとうございます。次回もお楽しみにしていてください!
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